北アルプスの乗鞍岳(3026m)は春スキー、夏スキーのメッカ。
バスを使って滑走できる斜面へのアクセスできるため、冬だけでなく春からも多くの山スキー、スノーボード愛好家が訪れます。
また乗鞍岳はバックカントリーをはじめるにも最適な場所です。
地元には経験豊富なガイドがいますので、ガイドと一緒に春の乗鞍岳でバックカントリーの経験を積んでみませんか?
まず期間別に滑走範囲やアクセス方法についてご案内します。
なお所要時間は体力や技術、装備等によって異なるためあくまで参考です。
また乗鞍岳でスプリングバックカントリーや夏スキーなどをする方が必ず確認するサイトが以下。
乗鞍大雪渓 Web Site
情報が豊富でこちらで必ず最新情報等をチェックするようにしましょう!!
Mt乗鞍スノーリゾートのクローズまで(2019年は3月31日まで)
スキー場トップ(標高2000m)のカモシカリフトの降り場からツアーコースを登る
(ドロップインのポイントと体力によるが稜線まで約3〜4時間)
残雪の状態にも寄るが、3000m付近からゲレンデ最下部の1500mまで滑走可能。
Mt乗鞍スノーリゾートクローズから乗鞍岳春山バス運行開始まで(2018年は4月28日まで)
休暇村乗鞍高原(標高1650m)からスキー場を登り、カモシカリフトの降り場からはスキーツアーコースを登る。(ドロップインのポイントと体力によるが稜線まで約5〜6時間)
標高の低いところから雪解けにより徐々に滑走できなくなるが、例年GW頃までは三本滝レストハウス付近まで滑走可能。
乗鞍岳春山バス位ヶ原山荘まで運行(2017年は4月28日〜5月下旬まで)
位ヶ原山荘(標高2300m)までバスでアクセスし、そこから登る。
(ドロップインのポイントと体力によるが稜線まで約2〜3時間)
残雪の状態次第では位ヶ原からツアーコースをそのまま滑ってゲレンデトップまで戻れる。
乗鞍岳春山バス大雪渓肩の小屋口まで運行(5月下旬〜7月上旬まで)この時期になるとほぼ夏スキー
大雪渓肩の小屋口(標高2600m)までバスでアクセスし、乗鞍大雪渓を登る。
(バス停から大雪渓上部の稜線までは30分〜1時間)
残雪の状態次第で6月でも位ヶ原付近まで滑れるが、エコーラインに注意。
その後は乗鞍岳の畳平までシャルトルバスが運行されますが、大雪渓では引き続き夏スキーを楽しむことができます。
バックカントリーのルール
まず以下のリンクを必ず読んで下さい。
バックカントリーを楽しむみなさんへ
・登山届の提出
・地形・ルート・危険箇所などの確認
・冬山の装備品
・歩くのは積雪面のみ(登山道を除く)。
乗鞍岳の山スキー・スノーボードを楽しめるエリアは国立公園の特別保護区です。
亜高山帯・高山帯で地表面が出ているところ(登山道を除く)、ハイマツを出ているところなどは
野生動植物の保護の観点から絶対に歩かないで下さい。
乗鞍岳のハイマツは国の天然記念物であり絶滅危惧種の雷鳥の住処、雪解けの後は高山植物が咲きます。
・春といえど、5月は雪が降る場合があります。そして4月5月は雪崩の可能性もあります。
高山帯は強風の場合が多く、体感的には0度を下回ることもあります。
天候や最新の予報を必ず確認し、装備は万全に。
次に頼れる地元のガイド会社2社を紹介します。
以下の名前をクリックするとツアー内容などが確認できます。
NORTH STAR
LittlePeaks
冬季の乗鞍岳バックカントリーについては以下を参照下さい。
乗鞍岳バックカントリーで遊ぶ
その他、春のアクティビティーについては以下も参照下さい。
乗鞍岳春山スノーシューツアー
春のハイキング&トレッキング&登山 乗鞍高原・上高地
乗鞍岳の雪の回廊 乗鞍春山バス
マウンテンバイク&サイクリング 乗鞍高原
まだまだ滑り足らない方、是非乗鞍岳で雄大な景色と一緒にバックカントリーを楽しんで下さい!!