久しぶりにこのコーナー。
数多くの紹介したいゲストが訪れておりますが、なかなか紹介できずにいます。
最近、山に行くゲストが多いので少しまとめてご紹介します!!
まずはチェコから来たLeosカップル。
16時頃の直前予約から、彼らとの出会いがはじまりました。
だいたいこの直前予約のパターンは、バスのスケジュールなどを知らないことが多いので、
直ちにバス時刻表のメール発射と電話連絡。しかし電話はつながらず。メールの返信もなし。
新島々駅の最終バスは17:25ですよーーーー。この声届け。
しかし、音沙汰なし。
あ、これは、ノーショーで終わるかな。。。。
と思って半ば諦めていましたが、
22時頃、玄関の扉が開き、彼らが現れました。
自分「ど、どうやって来たの???」
Leos「ヒッチハイク!!」
凄いですね。夜更けに新島々から乗鞍までヒッチハイクで来るゲストがいるとは。
一体どなたが乗っけてくれたのでしょうか。もう2週間ほど前のお話です。
ちなみに、現在、鹿児島から稚内まで行って、また松本まで来るという工程を全てヒッチハイクで旅を
しているイギリス人が宿泊しています笑。
日本は世界で一番安心してヒッチハイクができると言ってます。移動にお金を使わなくていいと笑
この方は、本当にYouは何しにで出てきそうなストーリーを持っていますが、今度紹介できたら紹介
したいと思っています。
お話はチェコの二人に戻りますが、彼らは何しにRaicho、乗鞍に来たのでしょうか?
「ただ松本城を見にきただけだったんだけど、松本で泊まる場所を探していた時に、Raichoを
見つけて、HPの写真を見て山に登りたくなったから来た」
なんというか、引き寄せてしまいましたね。それで直前予約だったんですね。
そんな彼らが1日乗鞍を歩き回った後、言い出したのが、
Leos「穂高と槍に行きたい、1泊2日でいけるか?」
自分「行けませーん」(即答)
Leos「僕らは富士山に6時間で登頂した。とても歩くのが早いから大丈夫だ」
自分「見てみて〜この地図、そしてかなり危険だよ〜、夜寒いよ〜、雪あるよ〜」
MAPと大キレットの写真を見せながら説得を試みる。焼岳か西穂高にしたらと。
Leos「大丈夫。ヨーロッパのアルプス登りまくっているから、コースタイムの3分の1で行ける」
自分「日本の山は標高はそれほど高くないけど、かなり難しいんだよー。毎年何人も死んでいるよ」
Leos「何百人じゃないなら大丈夫!!」
なんだその基準は。。。
ということで、説得は効かないと判断し、あとは彼らの判断に任せるしかないと思うので、
自分ができることを考え、なるべく早い登山開始ができるように早朝にさわんどを送迎、ホッカイロをあげました。
山を降りたら必ず連絡してねと伝え、彼らは冒険に出ました。
冒険前夜の写真
1週間後、Leosからメールが来ました。そのメールの全文が以下です。
Hi Yuma, sorry writing you so late but we were off the internet. We survived, but you were right we didnt pass the ridge to Karasawa we only ascended to Nishihotakadake and next day from Kamikochi to Karasawa Goya. Amazing trip! Thank you for your support and for the best place we slept in in Japan. Wish you all the best. Take care anf good luck!
無理せず山を降りてきたようでよかったです。
そして楽しめてよかったですね!!
北アルプスは最高です。感動しないゲストはいないですね。
次に、二組紹介します。
まずデンマークから来たRasmusととても仲の良い会社の同僚。2週間の日本滞在で、京都・奈良・大阪
を巡った後、デンマークは山がないから、日本の山や自然を楽しみに乗鞍に来たそうです。
初日は宿で休息、そして滞在プランを一緒に考えました。
そして、2日目は早起きして、Raichoの目の前の善五郎の滝入口から乗鞍頂上を目指すことにしました。
頂上には到達できたようですが、事前に疲れたら帰りはバス乗ってねと言っておいたのですが、
やはり帰りはバスで帰ってきました。
かなり疲れたようで戻ってから温泉浸かって爆睡でした笑
3日目は白骨温泉に歩いて行きました。帰りはバスもあるからねとまた伝えておきましたが、
やはり帰りはバスで帰ってきました笑
4日目は上高地経由で次の目的地へ、まだ登りたいないのか、焼岳を目指しました。
結構疲れていましたが、大丈夫だったのかな。。。
上高地行きのバスに乗るまでのお見送りの時の写真
そして、ドイツ人の上海在中のTOMと彼女。
休みになると彼女は日本に旅行に来るみたいです。TOMは今回がはじめて。
北アルプスの山に登りたかったそうで、日帰りで登れる山ということで、このお二人も3日間の滞在の中で、
焼岳と乗鞍岳を登りました。
こちらもお見送り時の写真
ゲストは早朝出だと甥っ子の学校行きのバスに一緒に乗ります笑
焼岳(標高2455m)は火山活動を間近で見られる山で、海外の旅行者にとってはとてもユニークで
魅了的だとのこと。そして日帰り登山ができるのも良いですよね。
朝、乗鞍高原発の上高地行きのバスに乗り、帰りも直通のバスで帰って来れるようなスケジュールを
組むことができます。
焼岳の詳細はこちら
写真をもらうのを忘れたので、自分が学生時代に登った時の写真をば笑
若っ!!!! そしてジーパン笑 お恥ずかしい。
当時さわんどの渓流荘さん(今はしおり絵さん)で夏休みのバイトをしていて、合間で行かせて
もらった時のものです。あの時、女将さんに作ってもらったおにぎりを山頂で食べた時の味が
今も忘れられないな〜。自分の原点とも言うべき思い出の夏です。
最後に、最近増えている自転車で旅をするゲスト。
彼らの何しにRaicho、そして乗鞍へ?は、乗鞍岳を越えて高山に行くことです。
しかし、7月までは三本滝までしか行けないことを知りません。まずここでその情報を得て一旦テンションが下がります。
彼もその一人のKyle。アメリカから休暇で2週間の日本の旅行ですが、その多くをチャリで旅しています。
最終的には国道158と安房峠越えで高山に向かいました。
彼は、昼頃にRaichoに到着したのですが、山を自転車で越えられないと知ったら、すぐ登山に行くと言いだし、なんと、夕方17時過ぎには登頂して戻ってきました。Raichoから登山をはじめてですよ。
通常の工程ではここから山頂まで5時間から6時間なのに。。。その時間で戻ってきてしまうとは。
まあ、足の筋肉半端なかったから、きっともの凄い速さで歩いたのでしょう。
7月1日からはいよいよ乗鞍エコーラインも全線開通です!!
標高2700mの天空を越えて自転車の旅ができますよ。最高ですね!!
そして登山シーズン、ご来光バスも7月中旬から始まります。ウキウキですね!!
週末の個室はすでに満室となってしまっている日が多いですが、まだ一部の空きもあります。
平日はまだ空いている日も多いのですが、そろそろ予約サイトからの予約を全て解禁しようと思いますので、ご予約はお早めに!! 9月末の紅葉シーズンの予約も開始していまーす!!
ご予約は以下からお願いします。